2月末に行ったWorld Vision Cafeのイベントからどんだけたってんのよ!?
で、今更ながら報告2回目です。
1回目は「国際」のラベルを参照してください。
最初に申し上げると、私はうわっついた良心てものが好きではないです。
人間は幸せの為に生まれてきているとも思っていません。
人の心の中には、良心もあれば憎しみもあって、妬みや、でも愛情や、そういうものが細かく入り混じってて、それでこそだと思っています。
全ての善悪の区別なんてものが明らかだとも思ってなくて、だからこそ苦脳があって、自分の中の悪に苦しんで苦しんで、そこで自分なりに勝つ事ができたら、それが本物なんだと思っています。
ルワンダの大虐殺は、たくさんの人が殺人者となり被害者となり、被害者は殺人者を憎み、殺人者の一部は自分を責めています。全て紙一重なんだと思います。
被害者がかたきを打てば、殺人者に変わります。そういう中、自分の子供を真っ二つに目の前でされた女性が、その犯人を許そうと決めた事は、とても尊いものです。この憎しみの連鎖をここで終わりにしようという気持ちからです。
これこそが、真の愛と呼べるものなんだと実感しました。
彼女はおそらく今も、自分の中で葛藤しているのだと思います。でも、そこに勝とうと、World Visionの働きにより、講演をしています。
人を助けるのは、物を与えるだけじゃなく、しかるべき時にものを援助し、しかるべき時に教育をし、この先自立していくためにはどうすればいいか、現地の人と話しあいながら、試行錯誤して長い年月を経て進んでいきます。
ここで、ルワンダの大虐殺により親を亡くした子供のアンケートを記しておきます。
自分は生きる価値がないと思っている 53%
両親の死を考える 90%
自殺を考える 28%
孤立している 50%
ルワンダには、「子供世帯」というのがあります。
親を殺された子供が多く、子供たち同士で共同生活をしているのです。
この子供たちに、「人間は幸せになるために生まれてきたんだ」なんて、言えるものじゃないよね。
不況だなんだと言ったって、毎日食べるものはある。でも、
もし毎日食べるものがなかったら?
電気も水道もガスもなかったら?
子供を育てたいけど、お金も食べ物もなかったら?
病院もなく、病気を治す事もなく死を待たなければならないとしたら?
日本にいてその経験はおそらくできないけれど、できるだけその苦しみを分かち合いたい、そしてそのような苦しみから逃れさせてあげたい、
そういう気持ちで入ったWorld Vision。
ちなみに、日本は加入率が世界で11位。茨城県は939人。
同じ日にイベントに来た男性はまだ加入してないけど、どんなもんかと思ってとりあえず来てみたのだそうです。そういう行動、いいね。
もう一人の男性は、新聞で広告を見て写真のあまりの子供のかわいらしさ、目の印象にやられて加入したのだそうです。
確かに。。。あれはずるいwww
んで、最後の報告は、それを受けて自分はどうしていくかを考えたいと思います。
で、続く。